財団概要Outline

このたび、平野前理事長の後任として、理事長に就任しました宮永です。

三菱みらい育成財団は、三菱グループ創業150周年にあたり、次世代人材の育成を目的に、2019年10月に設立されました。グループ各社が10年間で計100億円を拠出し、高校生を中心とする15～20歳の若者たちを対象とする教育プログラムに助成を行っています。2020年度から助成事業を開始し、原則として3ヵ年の継続助成を行っており、2022年度までの助成先は延べ218機関、参加者総数は121,000名となっています。

また、高校・大学やNPO法人等の助成先同士が情報交換できる交流会やシンポジウムを開催するとともに、2023年3月には財団が取材協力した書籍「教育が変われば、社会が変わる」が出版され、6月には、助成事業を通じた分析と提言を盛り込んだ、研究レポート2023「心のエンジンが駆動するとき」を公表しました。

平野前理事長は、2019年の財団設立から事業立上げに尽力され、約4年にわたり、財団の活動を大きく発展させてこられました。私自身も、三菱創業150周年記念事業委員会の委員長として関わって以来となりますが、平野前理事長の想いを受け継ぎ、さらに発展させていきたいと考えています。

引続き当財団の活動に対するご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2023年6月30日

一般財団法人
三菱みらい育成財団
理事長

財団のビジョン

私たちは、想像力・創造力・構想力を磨くための優れた教育プログラムへの助成を通して、複雑化する社会の難問に対処しながら自ら未来を切りひらく若者をサポートします。