カテゴリー 42026年採択

国立大学法人 富山大学教養教育院

対象者数 400名 | 助成額 400万円

https://www.isc.u-toyama.ac.jp/structure/

Program価値対立を扱うロールプレイ型体験学習による多文化共生リテラシー教育

 本プログラムは、外国人受け入れ問題を題材に、ロールプレイ型体験学習を通じて多文化共生における価値対立理解と対話的意思決定能力を育成する実践型プログラムである。日本では外国人労働者の増加と人口減少が同時に進行しており、富山県においても多文化共生は現実的な課題となっている。そこで難民疑似体験を起点に、学生が地域課題として移民・難民受け入れを多角的に検討する。学生は事前学習、疑似体験、振り返り、対話設計、ワークショップ実践を段階的に経験し、医療・労働・生活など具体的な地域課題を踏まえて合意形成を行う。「富山モデル」として地域の現実課題を教育に接続する点に特徴を有す。

 本プログラムでは、体験・対話・実践を段階的に接続した教育設計を特徴とする。具体的には、①難民の過酷な避難生活の疑似体験、②振り返りと議論による価値対立の言語化、③学生は事前学習、疑似体験、振り返り、対話活動、成果共有を段階的に経験する学習プロセスを反復的に実施する。これにより学生が主体的に課題に取り組み、多様な立場を踏まえた対話と合意設計を実践的に学ぶ構成とする。

 また、事前・事後ワークシートおよび評価ルーブリックを用いた前後比較により学習の変化を可視化し、その結果をもとに教育内容を改善する。これにより、移民人口が増加する地方都市・富山において、現実の課題に接続した対話実践型教育として位置づけられる。

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