Program“Catch The Dream”
~ 夢へとつながる探究的な学び ~
本校が所在する四国中央市は、少子高齢化、人口減少、南海トラフ地震への対策等、さまざまな課題を抱えている。課題解決のためには、「自ら考え、他者と協働して、行動する」力の育成が必要である。そこで「総合的な探究の時間」に企業、大学、行政と協働して、課題解決のための探究学習プログラムを実施する。地域の力を借りて、生徒と外(世界)とをつなげ、探究的・体験的・実践的に地域課題に取り組ませることで、自分の進路を切り拓く力を育みたい。
【三つのキーワード】
①時間 「過去」から「現在」への繋がり
②人間 「人」と「人」との繋がり
③空間 「世界(社会)」との繋がり
「時間」・「人間(じんかん)」・「空間」の「繋がり」を意識しながら探究していく中で、自分と外(世界)との関係を理解していく。次に、理解から課題の発見へと進み、周囲と協働して課題解決への行動へと向かう。その過程で、「将来、社会人になってしたいこと」を意識させて、「今の自分にできること」「今の自分がやるべきこと」を把握させていきたいと考えている。今の自分だけではできなくても、「繫がる」ことでできる可能性と、自分にもできるという自己肯定感を高め、将来やりたいこと “夢” を見つけるプログラムである。
