Program三戸みらいキャンバス
~地域の、そして自分自身の「みらい」を「三戸郡」というキャンバスで描こう~
高校のある青森県三戸地域を「真っ白なキャンバス」に見立て、高校生が自らの興味・関心や将来のキャリアから考えた地域活性化プロジェクトを企画・実行し、地域と自分の「みらい」を自らの手で彩り豊かに描いていく。これが、プログラム名に込めた想いである。
本校の総合的な探究の時間のキーワードは、「すべての人のウェルビーイングの向上」と「学校を中心とする持続的な地域発展」である。1年次では、心を揺さぶる様々な体験活動を行う。1学期は「三戸町魅力発信カリキュラム」にて、伝えたいことをキャッチコピーと写真で表現する町の宣伝ポスター制作を通じて、見る人の心に届ける方法を学ぶ。次に、1年次の後半には他者の依頼や人々の困りごとについて、本当に解決したい課題を見いだし解決策を打ち出す『デザイン思考』を学び、「地域探究ワールドカフェ」にて地域で活躍する先人たちの想いを聞く。そしていよいよ、1年次の3学期から、「地域活性化プロジェクト」の企画に入る。
プロジェクトの企画・実行は、教員だけではなく地域の大人たちの協力のもと行う。「すべての人のウェルビーイングの向上」の「すべての人」には、地域社会、地球規模はもちろん、生徒自身や教員も含まれる。だからこそ「生徒自身の興味・関心」から踏み出していく。生徒自身が楽しみながら学び、伴走支援する教員や地域の人々も共に学び、そして地域社会・地球規模のウェルビーイングの向上を達成していく。

