ProgramS-Field -坂高総探プロジェクト-
S(埼玉県・坂戸高校)とField(地域・学問領域など)をつなぎ、各段階で生徒が自主的に取り組み、最終的に自己理解を深めていく探究型の授業プログラムを展開する。
本校の総合的な探究の時間で重視していることは、生徒の「やりたい」を真ん中に置くことである。やらされる探究活動ではなく、自己理解の上に成り立つ「やりたい」が詰まった主体的な探究活動の構築を模索している。大学進学の先にある人生には文系や理系という枠組みはない。多様な価値観に基づき、広い視野や人生を長い目で見て行動できる人間を育てることを主たる狙いとする。
1学年では自己分析をした後に自分の関心のあることに挑戦する。また、知見を広めるために地域のプロフェッショナルを学校に招いてワークショップ形式の講座を行う。プロの哲学に触れた後、自分の哲学を作っていく過程を経ることで自己理解の深化を行っていく。2学年では自分の哲学を基に年間を通して挑戦したいことを実践し、その経験を経ることで自己理解を深めるとともに、今後の人生の選択をする素材を集めていく。3学年では今までの学びを基に卒業後の未来像を言語化していく。

