Program健康まちづくりプロジェクト
定時制夜間部生たちと地元企業とが協働し、佐倉を健康に寄与するまちにつくりかえる−「健康まちづくりプロジェクト」と名付けられたこのプロジェクトは、令和5年度より「総合的な探究の時間」にて取り組まれてきた。生徒たちに馴染みのある時間「夜」に着目し、誰もが歩きやすい・歩きたくなる「Walkable」な「夜道」をつくるために地元企業の方々と議論を重ね、市政へのプレゼン、クラウドファンディングを経て、ついに令和7年5月、夜道のプロトタイプを実装した。
令和7年度からは、本助成を活用し、よりよい道にしていくための「夜道の改善」、地域の方々への周知を目的とした「夜の健康イベントの開催」を実施する。これら営みを通し、「健康的なまち」づくりのあり方を考察し、提言する。
さらに、「夜」とは「健康」とは「地域」とは何かという問いをより探究するために、あえて、これまで生徒たちに馴染みのなかった地域をフィールドワークし、その地域の方々との交流、議論を通して、その「地域」ならではの「夜」における「健康まちづくり」を長期計画で行う。場所は福島県いわき市を予定している。
佐倉といわきとを往復しながら、定時制夜間部の生徒たちだからこそできる独自の探究活動を追求する。

