カテゴリー 12025年採択

新潟県立津南中等教育学校

対象者数 171名 | 助成額 200万円

https://tsunan-ss.jp/

Program生徒が自走する「津南妻有学」-地域・社会でのアクションと
リフレクションの循環により、「夢の実現」へつなげる探究学習

 本校が立地する妻有地域(津南町・十日町市)の豊かな地域資源と憧れを抱ける大人たちとの出会いと協働を通じて、生徒が自分からやりたいことや関心から出発アクションを重ねていく探究学習を行うプログラムである。また、充実した問いによるリフレクションの場面を随所に取り入れて、活動だけで終わらず「学び」を言語化していく。中高一貫した6年間のカリキュラム構築ができることを活かし、前期課程(中学校)での探究的な学びの蓄積を後期課程(高校)での深い探究につなげていく。

 4年生(高校1年生)では、「自己発見と深い探究へのスタートダッシュ」として、進路学習等を通して自己理解を深めている。5年生(高校2年生)では、「グループ/個人探究」として、個人・グループで自主的にテーマ設定した、地域・社会課題を中心とする探究活動を1年間通じて行う。6年生(高校3年生)では、「個人探究」として、5年生へ探究課題・チームの継承を行った上で、自らの進路についての個人での探究学習を行う。

 本プログラムにおいては、特に、5年生では「津南中等を支援する会」という本校のサポートを行っている団体や津南町役場職員等が多くの場面で壁打ち相手として参加する等、手厚い支援を得られている。このような過程で自分の関心・「やりたいこと」への動機付け、そして探究学習の自走へとつながる。

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