Program社会に開かれた わたしをつくるアトリエ ~つくることで、「わたし」「他者」
「システム」に気づき、Well-beingな世界を創り出す一歩を踏み出す~
わたしたちの学校は、スクールビジョン“社会に開かれた わたしをつくるアトリエ”を目指して学びの場づくりをしている。人は経験によってその価値観を形成し、わたしをつくる。従来のアカデミックリサーチ型探究からつくりながら考えるプロジェクト型探究への転換を図る。
1年生は、誰かを笑顔にするカードゲームをつくるプロジェクトを行う。2年生は、わたし探究プロジェクトでわたしを掘り下げ表現する。社会課題解決プロジェクトでは誰かを笑顔にするモノや仕組みをつくる。社会課題は金城学院大学の複数の学科から提示され、定期的に大学の先生から助言を受ける。
生徒はプロジェクトを通して、わたし・他者に気づき、社会課題を複雑な要素とその相互依存からなるシステムとして理解する。システムを理解する市民が一人増えれば、その人はシステムに良い変化を起こす行動をとる。
つくりながら考える探究では、試作品をつくること、クリティークを行うこと、リフレクションを行うことを大切にする。これにより、自分ごとの探究となり思いのこもった作品や仕組みが生まれる。わたしをつくるアトリエでの学びは、人々の暮らしを豊かにし幸せにするものを創り出す市民を育てる。

