Program北極星を目指して ~Journey to the North Star ~
本校が位置する橋本市は、世界遺産の高野山のふもとにある。このプログラムは、ユネスコスクールの認定を受けている本校の生徒が、高野山や地域の課題を発見し、その解決に取り組むものである。プログラム名である「北極星をめざして」の「北極星」には2つの意味が込められている。1つめは、生徒が課題に対して新しいアイデアや視点を探究し、冒険心を持って取り組んでいく、その「解決目標」、2つめは、将来、地域社会にポジティブな影響を与えていく「生徒自身」です。
プログラムにおける活動として、1年生では「観光」をテーマに、高野山での実地研修、和歌山大学観光学部との連携や教科横断型授業などを通じて地域の課題解決のための「観光プラン」を作成する。これにより、地域の観光業や経済の活性化に寄与し、地域住民との連携を強化し、次世代のリーダーとしてのスキルを養う。2年生では「SDGs」をテーマに探究課題を設定し、高大連携講座や企業での実地研修を通じて持続可能な社会の実現に向けた意識を高める。
これらの探究活動については、「探究フェスティバル~北極星を目指して~」として、校内だけでなく、校外に向けても、その活動を発信していく。地域社会との協働経験を通して生徒の地域への貢献意識を高めることで、自己のアイデンティティーの形成とともに、将来、地元に定着しなくとも、地元の課題を意識し、社会と関わることのできる人材を育成することを目指していく。

