Program学びの島発 高校魅力化&島の仕事図鑑
キャリア教育の視点と教科横断的視点の融合による教科横断的探究プログラム
本プログラムは、地域で働く仕事人をインタビューして職業観や地域の魅力をまとめることを通じて生徒の資質・能力を育成する「島の仕事図鑑」と、学校全体による総合的な探究の時間である「大崎上島学」と各教科の接続を目指す「教科横断的な学び」の取組を融合させて、地域とともに新しい教育プログラムを開発するものである。それぞれのプログラムの最適な融合を目指し、教員の先進校への視察、他校との生徒交流、外部人材との連携を行う。
「島の仕事図鑑」は、コンセプトの立案、インタビュー、編集までの全工程において、生徒が主体的に関わることが特徴である。また、冊子完成までチームでの活動を基本としているため、自然と協働的な学習となり、学習を深める工夫として他校との生徒交流が計画されている。そして、学校・地域への定着を目指して、毎月開催される魅力化全体会議にて教職員に進捗を共有し、各月で開催される教員の有志勉強会にて取組を改善すると同時に、一人のカリスマ的教員による学校改革ではなく、複数人がチームをつくって無理なく徐々に学校全体に認知が広がることを想定している。

