Program「ちきゅうみらいプロジェクト」
「ちきゅうみらいプロジェクト」は、3年間の総合的な探究の時間を活用し、文部科学省が掲げるキャリア教育の4つの柱(人間関係形成・社会形成能力、自己理解・自己管理能力、課題対応能力、キャリアプランニング能力)の育成を目指す、本校独自のプログラム。特に2年次、企業経営者が年間を通じて伴走し、経営の視点を取り入れた探究学習を行う。昨年度は、東京の経済同友会にバックアップしていただき7名の経営者と1名の大学教授を講師として迎えることができた。
経営のスペシャリストが共に取り組むことで、探究過程の充実を図ることは企業側にとってもメリットがあり、最終発表会においてはメディアの取材や環境省からの視察を受けるなど、社会的にも高く評価されている。
本プロジェクトを通じて、生徒が探究学習の中で創出したアイディアをもとに、地方公共団体や企業とタッグを組み、生徒が主体となり事業をはじめたグループもある。具体的には、地元企業と一緒に開発した新商品の販売、地方公共団体と地域のボランティア活動を企画・運営・実施、外国人観光客を集客するアイディアの採用など、本校を取り巻く地域社会の発展に寄与している。
地域社会の変容は地方創生につながり、これからの日本を変えることにつながると確信し、生徒自ら自己の成長に資する活動を展開している。
