Program「串木野学」探究プロジェクト2.0
~探究活動の「自走」を目指して~
本校では、地元「いちき串木野市」を学びの舞台とする「串木野学」を教育活動の柱とし、1年次の地域理解、2年次の課題発見、3年次の課題解決・提言へと段階的に探究活動を展開している。運用開始から4年が経過し、生徒たちは班ごとに地域課題や地域資源をテーマに探究を進め、行政や地域住民と連携しながら、着実に学びの成果を上げてきたところである。
併せて、探究的な学びのさらなる発展に向けて、フィールドワークや外部機関との連携機会の拡充、生徒が主体的に学びを進めるための仕組みづくり、探究テーマを後輩へ継承するシステムの構築、そして教職員の伴走力向上といった課題も見えてきたところである。
本プロジェクトでは、これらの課題を解決し、「生徒が自走し、教職員が伴走する探究活動」の実現を目指すものである。
いちき串木野市は、過疎化・高齢化に起因する伝統芸能の継承や福祉に関する地域課題のほか、農業や水産業が盛んな「食のまち」ならではの探究テーマ素材に事欠かない。生徒自身の自己肯定感の高まりに加え、地域活性化にも一層貢献できるような探究的な学びの質的向上を図るために、地域、行政、専門機関との連携をさらに強化し、「自走」のために必要な持続可能な取組みの基盤を構築することにより、「串木野学」を次のステージへと発展させ、小規模普通科高校の魅力発信とともに地域創生を担うモデルとして、その価値を高めていく。